気になるしみのケア方法

しみのでき方

 

 

しみを作る原因で真っ先にあげられるのが紫外線。もちろん紫外線を浴びれば、直接的にメラノサイトを刺激してメラニン(しみ)を作ります。ですからしみケアとして、なるべく紫外線を浴びないとか、日焼け止めでブロックをするという手段をとるのです。

 

しかし、これだけではありません。例えば、肌を乾燥させるのもよくありません。魚やワカメを天日干しすると乾きますね。肌も同じです。カラカラに乾いて、干上がった肌の表面はめくれあがり、傷ついて、ダメージを受けやすい状態にしてしまうのです。

 

また紫外線は肌を支える土台であるコラーゲンも破壊します。破壊が進めばシワの原因にもなりますし、新たな細胞を作り出すことができなくなります。つまり新陳代謝が悪くなるのです。代謝が悪くなると、新たに肌が生まれ変わらなくなり、きれいな肌が保てなくなってしまうのです。

 

ところで、身体の細胞が、活発に活動して生まれ変わるのは1日の中でも特に夜です。私たちの肌は睡眠中に疲れを癒して回復して、新しい細胞を作るという活動をしているのです。
「美肌のためには22時に眠る」とよく聞きますが、自分なりにできる範囲の生活リズムの中で心がけましょう。「うっかり日焼け止めを忘れてしまった」や、「メイクしたまま寝てしまった」などうっかりしみの原因を作ってしまわないように。

 

また、人が持つ基礎体力はそれぞれ違いますが、肌にも影響します。肌は身体の一部なので、身体が弱っている時は、当然肌も弱っています。肩こりも、こるということは、体の血行が悪いということで、このときに、顔だけ血色がいいということはありません。逆に、身体の調子が良い時やストレスがなく心身ともに調子がよい時は、肌のコンディションも良いはずです。

 

しみケアに重要なことは汗や皮脂が出やすく、肌や身体の基礎代謝を上げ、メラニンを排出できる肌の基礎体力(=身体の基礎体力)をつけることが大切です。