気になるしみのケア方法

美白食材

 

 

しみケアをするなら、まず、しみの元に働きかけて細胞から美白してくれる、ビタミンCとLシステインを摂りましょう。

 

ビタミンCといえば、レモンとなどの柑橘系と思われていますが、実は「ゆず」のほうがビタミンCは多く、またビタミンCの吸収を助けるビタミンPも多く含まれているのです。そしてLシステインは、はちみつに多く含まれる美白成分ですから、この二つを組み合わせた「ゆず茶」は最高の美白色なのです。値段も500ml入りで1,000円前後とお手軽で食品店でも取り扱っています。また作り方も簡単です。はちみつは疲れもとれるし、本当に良いですよ。

 

また米ぬかに含まれているフェルラ酸には、抗酸化作用があり、活性酸素を除去し、しみの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。特にフェルラ酸は、フェニルアラニンというアミノ酸と結合すると、メラニン色素の生成を抑える作用を数倍も高めると言われ、化粧品や医薬品業界でも活用されています。米ぬか成分は玄米に豊富に含まれていますが、食感や消化が気になる人は発芽玄米や黒米を試してみてもよいでしょう。

 

しみケアをしてくれる美肌食で注目なのが鮭です。コラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンB2など美肌成分が多く含まれ、安価なのが利点です。さけフレークにして毎日少しずつ食べるだけでも、効果があり、とくにさけの頭の部分「氷頭(ひず)」は美肌成分が多く含まれているので、あら炊きにして食べるのもよいでしょう。

 

また、同じく含まれるアスタキサンチンは、強い抗酸化作用があり、活性酸素を消去して、シミの原因となる色素沈着の抑制や、皮膚細胞で作られるメラニンの生成をも抑制します。アスタキサンチンはサケだけでなくイクラやタイ、エビ、カニなどにも含まれます。